【井戸水の砂対策】砂こし器の設置でトラブルを予防しませんか?
こんなお悩み、ありませんか?
- 井戸水に砂が混じっている
- 台所の水栓や洗面所のストレーナーに砂が詰まり、水の出が悪くなる
- トイレや給湯器に砂が入り込み、機器が故障しないか心配
- 井戸ポンプや配管をできるだけ長く使いたい
井戸水に関するこうしたトラブルは、「砂こし器」の設置で予防できる可能性があります。
■ 井戸水に混じる砂を対策する「砂こし器」とは?
「砂こし器」は、井戸水に混入する砂や異物を物理的に取り除くための専用機器です。
現在、多くのポンプメーカーが砂こし器を製造・販売しており、井戸ポンプの吐水口側に設置することで、建物全体の水まわりを一括で保護できます。
砂こし器は、すべての砂を完全に除去するわけではありませんが、
- 一定の粒径以上の砂を除去
- 一定量までの異物を効率的にろ過
することが可能です。
■ 井戸水がきれいでも「予防措置」が大切です
現在、井戸水に砂が混入していない場合でも、将来のリスクに備えて砂こし器の設置をおすすめしています。
その理由は、
- 地下水脈の上流で工事が行われた
- 地震の影響で地下の水流が変わった
といった環境変化により、突然井戸水が濁ったり、砂が混じったり、水質が変化することがあるからです。
井戸水に混入した砂や異物は、
- 台所や洗面所の水栓
- トイレの給水バルブ
- 給湯器やポンプの配管
などの設備内部に入り込み、詰まりや故障の原因となることがあります。
■ 井戸水のトラブルは突然やってきます。井戸設備を長持ちさせるには「事前対策」が重要です。
井戸水をご利用中のご家庭では、砂の混入、水圧の低下、井戸ポンプの異常停止など、思いがけないトラブルが突然発生することがあります。
しかし、その多くは「事前の対策」によって防ぐことが可能です。
特に、砂こし器の設置や定期的な点検といった予防措置を講じることで、井戸ポンプや給湯器・水栓などの設備を長く安心して使うことができます。
現在、井戸水に異常がなくても、早めの対策が将来的な修理費や機器交換のコスト削減に直結します。
■ 砂こし器の設置で井戸水トラブルを未然に防ぎましょう
井戸水トラブルは予兆なく発生するケースが多く、生活に大きな支障をきたす恐れがあります。
砂こし器を設置することで、砂や異物の混入を抑え、水栓・トイレ・給湯器などの故障リスクを大幅に軽減できます。
定期的な点検・メンテナンスは、井戸設備を長寿命化し、安全・安心な水環境を守るカギです。
■ 千葉県(八街市・富里市・佐倉市・四街道市など)や茨城県で井戸水をご利用の方へ
当社では、千葉県印旛郡酒々井町と周辺の八街市、佐倉市、富里市、四街道市などにおいて、井戸水関連のトラブル対応や機器のご提案を多数行っております。
井戸ポンプや配管、水栓設備などの長寿命化・故障予防に関心のある方は、ぜひ一度ご相談ください。千葉県と茨城県で対応しています。
■ 対応エリア:千葉県全域に対応しています(地元・近隣からのご相談も多数)
当社では、千葉県と茨城県において、井戸ポンプや砂こし器の設置・点検・メンテナンスのご相談を承っております。
とくに以下の地域から多くのご相談をいただいています。
- 印旛郡酒々井町
- 八街市
- 佐倉市
- 富里市
- 四街道市
- その周辺地域
地域は限定しておりません。お気軽にご相談ください。
■ まずは無料相談からどうぞ
当社では、砂こし器の設置提案・井戸ポンプの点検・機器のご相談を無料で承っております。
井戸水を安心して使い続けるために、**いま問題がないうちに「できる対策」**を始めませんか?
📞 お電話・LINE・お問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご連絡ください。
■ 当社取り扱いの砂こし器について
現在、当社では下記のメーカーを中心に、小型・高性能な砂こし器を取り扱っています。
どの製品も設置スペースを取らず、メンテナンスしやすい設計となっており、以下の特徴があります。
- 外観・サイズ・形状に大きな違いはなし
- フィルターカバーの材質は「透明樹脂製」または「金属製(鉄製)」
- 製品ごとに対応圧力の違いがあり、使用環境に応じて選定可能
井戸水の使用状況、設備の仕様、設置環境に合わせて最適な砂こし器をご提案いたします。
おもな取り扱い品
① 川本ポンプ製 砂こし器
○ 商品説明
型式別仕様
- 左側:型式 SFS2形
ステンレス製/接続口径:25mm・32mm・40mm
- 中央:型式 SPF2形
樹脂製(接続フランジ部はステンレス製)/接続口径:20mm・25mm
- 右側:型式 S2形
鋳鉄製/接続口径:32mm・40mm
○ 特 徴
- スケルトン蓋採用
全機種とも蓋に強化樹脂製の透明板(スケルトンタイプ)を採用しており、
砂のたまり具合や井戸ポンプの揚水状況を外部から目視で確認できます。
ただし、透明蓋は凍結による破損リスクがあるため、冬季には防寒対策が必要です。
- ストレーナ仕様
材質:ステンレス製(SUS304)
網目:40メッシュ・60メッシュ・80メッシュの3種類から選択可能
- 対応圧力
- SPF2形:0.098MPa(低圧タイプ)
- SFS2形・S2形:0.49MPa(中圧タイプ)
○ 川本ポンプ製のおすすめモデルはコレ!
- 通常使用の場合:右側 型式 S2形(鋳鉄製)
- 予算に余裕がある方:左側 型式 SFS2形(ステンレス製)
○ 川本ポンプの砂こし器を選ぶ理由|家庭用・業務用対応
川本ポンプの砂こし器は、「対応圧力」と「メンテナンス性」を重視する方に最適な選択です。家庭用や業務用の水処理・井戸ポンプ用途にも対応できる中圧モデル(0.49MPa)が揃っており、耐久性・視認性・選択肢の豊富さで安心して使用できます。
- 理 由 ① 家庭用でも安心の対応圧力
出力600Wの深井戸用水中ポンプでも十分な対応圧力を備えており、一般住宅での使用に最適です。対応圧力0.4MPa以上の砂こし器は他社では少なく、安心して選べる製品です。
- 理 由 ② 業務用にも対応する耐久性
家庭用だけでなく業務用にも対応できる中圧仕様で、様々な現場環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。
- 理 由 ③ 充実しテナたメンンス体制
部品供給や修理対応を含めたメンテナンス体制が整っており、長期にわたる安心のアフターサービスが受けられます。
○ まとめ
川本ポンプの砂こし器は、家庭用・業務用問わず幅広い用途で活躍し、耐久性・メンテナンス性・使いやすさを兼ね備えた信頼の製品です。
② 日立製 砂こし器
商品説明
○ 型式別仕様
- 左側:型式 GF-25Y、GF-30Y
砲金製/接続口径:25mm、30mm
- 右側:型式 GF-C25Y、GF-C30Y
鋳鉄製/接続口径:25mm、30mm
○ 特徴
ストレーナ仕様
- 網目:100メッシュ
- 網目が100メッシュと細かく、微細な異物もしっかり除去します。
- ストレーナ本体(樹脂製)を取り出しての清掃が容易です。
○ 日立製のおすすめモデルはコレ!
左側:型式 GF-25Y(砲金製、接続口径 25mm)
砲金製は錆に強く耐久性に優れているため、長期間安心してご使用いただけます。
○ 日立製の砂こし器を選ぶ理由:錆びにくい材質とメンテナンス性重視
日立製の砂こし器は、錆びにくい砲金製モデルがあり、ボルト・ナットの取り付け・取り外しやフィルター清掃がしやすい設計です。そのため、日頃のメンテナンス性と防錆性を重視する場合におすすめです。
対応圧力は370kPaで、浅井戸ポンプや深井戸用ジェットポンプに適していますが、静水圧が0.4MPaを超えるポンプ(深井戸用水中ポンプなど)には向いていません。
③ サンホープ製 砂こし器(品名:ディスクフィルター)
○ サンホープ製のおすすめモデルはコレ!
左から2番目
品名:ディスクフィルター AR-311(強化ポリアミド製)
○ サンホープの砂こし器を選ぶ理由:高い砂除去能力と対応圧力重視
サンホープ製の砂こし器は、農業用途を主に想定した屋外設置向け設計で、高圧力の井戸ポンプや送水ポンプ下でも使用可能です。本体は強化ポリアミド製で凍結に強く、軽量のため配管に吊るすような設置もできます。
フィルターは薄い円盤状の網目が何層にも重なっており、細かな砂や異物を効率的に除去可能です。さらに、複数の目の細かさのラインナップから現場に最適なフィルターを選択できる点も大きな利点です。
対応流量・対応圧力・耐久性・軽量性の観点からも優れた製品であり、あくまでも農業機器に砂や異物が混入しないよう設計された農業用水対応の砂こし器です。現実には家庭用水道水や井戸水などの飲料水に代用されることもありますが、正式には飲料水対応製品ではない点に注意が必要です。
④ テラル製 砂こし器(旧三菱多久電機)
ア) SF-S型
商品説明
○ 型式別仕様
- 型式:SF-20S(鋳鉄製、接続口径20mm)
- 型式:SF-25S(鋳鉄製、接続口径25mm)
- 型式:SF-30S(鋳鉄製、接続口径30mm)
○ 特徴
- フィルター(網目):60メッシュ
- フィルター(材質):ステンレス製
- 蓋:スケルトンタイプの透明板
- 対応圧力:3kg/cm²(約0.29MPa)
- 砂こし器本体は鋳鉄製で、特殊塗料が施されており腐食に強い
○ SF-F型との違い
SF-F型は、蓋が透明板(スケルトンタイプ)になっているため、砂のたまり具合や井戸ポンプの揚水状況を外から目視で確認することができます。
ただし、透明蓋は凍結による破損のリスクがあるため、冬季には防寒対策が必要です。
イ)SF-F型
商品説明
○ 型式別仕様
- 型式:SF-20F-1(鋳鉄製、接続口径20mm)
- 型式:SF-25F-1(鋳鉄製、接続口径25mm)
- 型式:SF-30F-1(鋳鉄製、接続口径30mm)
○ 特徴
- フィルター(網目):全て60メッシュ
- フィルター(材質):ステンレス製
- 蓋:スケルトンタイプの透明板
- 耐圧:3kg/cm²(約0.29MPa)
- 砂こし器本体は鋳鉄製で、特殊塗料が施されているため腐食に強い
○ SF-S型との違い
SF-S型は、スケルトンタイプの透明蓋ではないため、砂のたまり具合を確認するには蓋を開ける必要があります。
一方で、スケルトン蓋に比べて強度が高く、割れにくいのが特長です。
屋外設置や耐久性を重視したい場合に適しています。
○ テラル製のおすすめモデルはコレ!
型式:SF-25F-1
(鋳鉄製、接続口径25mm、鋳鉄蓋)
○ テラル製砂こし器を選ぶ理由:上蓋の選択肢と水抜き栓の利便性
鋳鉄製や砲金製の砂こし器を扱うメーカーは多くありますが、上蓋の形状を自由に選べる製品は少数です。テラル製砂こし器では、スケルトンタイプの上蓋と鉄製の上蓋のいずれかを選択可能で、現場の使用状況や確認のしやすさに応じた使い分けができます。
さらに、砂こし器本体の底に水抜き栓が設けられており、作業の合間に本体内部の水を簡単に排出できる点も他社には少ない特徴です。これにより、メンテナンス性が向上し、日常の管理や作業効率を高めることができます。
■ よくある質問(FAQ)
・Q1:砂こし器はどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?
A1:
井戸水の砂の量や使用頻度によりますが、目安として1~3か月に1回の定期点検をおすすめします。
補足
設置後はまず7日前後で一度掃除を試み、砂のたまり具合を確認してください。その結果をもとに、どの程度のスパンで掃除を行えばよいかを検証すると安心です。
井戸水に含まれる砂の量は現場ごとに異なるため、数日間使用して様子を観察することが大切です。
・Q2:砂こし器を設置すると住宅設備の故障リスクは減りますか?
A2:
はい。砂こし器を設置することで、給湯器、各種水栓、温水洗浄便座などの住宅設備機器本体内部への異物混入を防ぐことができます。これにより、詰まりや摩耗、故障リスクを未然に予防できます。
補足
砂こし器を取り付けることで、砂によるトラブルを一括管理できるため、日ごろのメンテナンスが容易になります。
万が一不具合が発生した場合でも、砂こし器を通過した後の不具合箇所のみを対応すればよく、作業負担が大幅に軽減されます。設置前は複数個所で砂が詰まる不具合が発生していたため、メンテナンスが大変だったことと思います。
・Q3:家庭用でも砂こし器は必要ですか?
A3:
家庭用でも井戸水に砂が含まれている場合は設置をおすすめします。砂こし器により、水栓や給湯器の詰まり・故障を防ぎ、設備の長寿命化につながります。
また、砂こし器を取り付けることで、砂によるトラブルを一括管理できるため、日ごろのメンテナンスが容易になります。
・Q4:農業用水向けの砂こし器を飲料水として使っても大丈夫ですか?
A4:
農業用水対応の製品は、正式には飲料水(家庭用水道水)対応ではありません。ただし、実際には井戸水などで代用されるケースが多々あります。飲料水での使用を考える場合は、安全性と衛生面に注意してください。
・Q5:砂こし器の耐圧や対応ポンプはどう選べばよいですか?
A5:
井戸ポンプの種類や井戸水位により、水道管に掛かる圧力(静水圧)は現場ごとに異なるため、事前に計測することが大切です。
しかし、現実には対応圧力を十分に確認せずに設置されているケースも多く見受けられます。安全性や機器寿命を確保するためには、ポンプや現場の条件に合った耐圧の砂こし器を選定することが重要です。
補足 概算での目安は下記の通りです。
- 深井戸用水中ポンプの場合:0.5MPa以上の耐圧をもつ砂こし器が理想です。
一般的な家庭用水中ポンプ(出力450W)では静水圧が0.43MPa以上になることが多いため、最低でも0.4MPa以上の耐圧を確保することが重要です。0.5MPa対応品であれば、出力600Wクラスでも多くの現場に対応できます。
- 深井戸用ジェットポンプの場合:0.4MPa以上の砂こし器が理想
現場の水位や配管条件により圧力は大きく変動します。
水位が高い現場では約0.45MPa、水位が低い現場では約0.36MPaになるケースもあります。
そのため、目安として最低でも0.4MPa前後に対応できる砂こし器を選ぶのが一般的です。
・Q6:冬季に透明蓋(スケルトンタイプ)の砂こし器は使えますか?
A6:
透明蓋は凍結による破損リスクがあります。冬季は防寒対策を行って下さい。スケルトンタイプではない蓋の場合も同様です。
・Q7:砂こし器を設置するときの注意点は?
A7:
- 井戸ポンプの吐水口に設置し、配管に負担がかからないようにする
- 設置後はまず7日~14日前後で砂のたまり具合を確認し、適切な掃除スパンを検証する
- 定期的にフィルターを掃除する
- 冬季は凍結防止や防寒対策を行う
■ まとめ
井戸水に混じる砂は、台所や洗面所の水栓、トイレや給湯器などの設備に詰まりや故障を引き起こす原因となります。砂こし器を設置することで、一定の粒径以上の砂や異物を効率的に除去し、井戸ポンプや配管のトラブルを未然に防ぐことが可能です。特に井戸水が現在きれいでも、地震や工事による地下水脈の変化などで急に砂が混入するリスクがありますので、早めの予防措置が重要です。
当社では、川本ポンプ、日立、サンホープ、テラル製などの高性能でメンテナンス性に優れた砂こし器を取り扱っており、お客様の使用環境に合わせて最適な製品をご提案いたします。定期的な点検とメンテナンスもあわせて行うことで、井戸設備を長く安心してお使いいただけます。
千葉県・茨城県を中心に幅広いエリアで対応しておりますので、井戸水の砂によるトラブルが気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
■ さいごに
井戸水の砂対策は、設備の寿命を延ばし、日常生活の安心につながる大切なポイントです。砂こし器の設置は「今すぐ問題が起きていない方」ほど、早めの準備としておすすめいたします。トラブルが起きてからでは修理費用や機器交換に多大なコストがかかってしまいますので、ぜひ事前の対策をご検討ください。
当社では無料相談も承っております。お電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡いただき、専門スタッフが丁寧に対応いたします。安全で快適な井戸水環境を守るために、まずはお気軽にご相談ください。
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