🟩 千葉県成田市|漏水調査|コンクリート駐車場下の微細漏水をトレーサーガス調査と音聴調査で特定・修理
千葉県成田市の戸建住宅において、水道検針時に「水道メーターが常時回転している」と指摘されたことをきっかけに、漏水調査をご依頼いただいた事例です。
現地確認では、宅内外の設備機器に異常は確認されませんでしたが、水道メーターの異常回転が継続していたことから、配管側で漏水が発生している可能性が高いと判断しました。トレーサーガス調査と音聴調査を組み合わせたハイブリッド調査を実施した結果、コンクリート駐車場下の給水管エルボ継手で発生していた漏水を特定しました。
修理では、破損したエルボ継手および周辺配管を更新し、修理後は水道メーターの異常回転が停止したことを確認しています。
⬛ 現場概要
▪️ 千葉県成田市|戸建住宅|水道水使用
▪️ ご相談内容:水道メーターの常時回転・水道料金の増加
▪️ 主な症状:水を使用していない状態でも水道メーターが回転する
▪️ 漏水量:不明(水道メーター常時回転を確認)
▪️ 漏水箇所数:1箇所
▪️ 漏水箇所:コンクリート駐車場下の給水管エルボ継手
▪️ 漏水原因:給水管エルボ継手の経年劣化による亀裂
▪️ 調査方法:トレーサーガス調査・音聴調査
▪️ 対応内容:漏水修理・周辺配管更新・コンクリート復旧
⬛ 今回の調査結果
◆ 漏水調査結果
▪️ 宅内外の設備機器に異常なし
▪️ 水道メーターの常時回転を確認
▪️ コンクリート駐車場下のため目視確認は困難
▪️ トレーサーガス調査と音聴調査を実施
▪️ 給水管エルボ継手部の漏水を特定
◆ 修理結果
▪️ 破損したエルボ継手および周辺配管を更新
▪️ 掘削部を埋戻し、コンクリートを復旧
▪️ 修理後の耐圧試験で漏水解消を確認
▪️ 水道メーターの異常回転が停止
▪️ 水圧および流量の正常化を確認
⬛ 現場評価
▪️ 総合コスト傾向:★★★★☆
▪️ 調査難易度:★★★★☆
▪️ 修理難易度:★★★☆☆
▪️ 使用管材費:★★★☆☆
▪️ 復旧難易度:★★★★☆
⬛ 現場評価の詳細
◆ 現場の特徴
本現場は、厚さ約20cmのコンクリート駐車場と粘性土という条件が重なり、漏水が地表に現れにくい現場でした。トレーサーガス調査単独では反応が弱く、音聴調査単独でも特定が困難だったため、両調査を組み合わせたハイブリッド調査により漏水箇所を特定しました。
◆ 評価の理由
修理内容自体は標準的な継手交換でしたが、調査に加え、コンクリートの斫り・復旧作業を伴ったため、総合的な工事規模はやや大きい現場でした。
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📌 ここまでが調査結果の概要です。
以下では、ご相談から漏水特定、修理完了までの流れを時系列でご紹介します。
🟩 詳細な調査記録
🟦 事例概要
本記事は、千葉県成田市の分譲地に建つ築30年以上の戸建住宅で実施した漏水調査・修理の記録です。
建物外周部はコンクリート駐車場として全面打設されており、地表から水が浮き上がらず、漏水箇所を目視で確認できない難しい条件でした。さらに浴室は在来工法による防水モルタル仕上げで、トレーサーガスが地表へ浮上しにくく、一般的な音聴調査だけでは特定が困難な現場でした。本記事では、こうした複合条件のもとで音聴調査とトレーサーガス調査を組み合わせたハイブリッド調査を実施し、コンクリート下の微細漏水を非破壊で特定した経緯を紹介します。
🟦 調査依頼の経緯
施主様は、水道検針で「メーターが常時回転している」と指摘を受け、水道料金が急増していることから漏水を疑われました。宅内外を点検しても水の出ている箇所が見つからず、設備業者に相談したところ、「コンクリート下は調査ができない」との回答で依頼先を探されていました。最終的に、トレーサーガス調査と音聴調査を併用できる当社へご相談をいただき、正式な調査となりました。
🟦 現場概要
現場は、母屋および屋外設備を含む一般的な戸建構成でした。築年数が経過しており、配管や継手の経年劣化が進行していると考えられる環境でした。
調査対象となった住宅の主な設備構成は以下のとおりです。
🔷 基本情報
▪️ 所在地:千葉県成田市
▪️ 建物用途:戸建住宅
▪️ 水源:水道水
▪️ 用途:生活用水
▪️ 家屋構造:木造2階建て
▪️ 築年数:約30年以上
🔷 漏水・調査情報
▪️ 漏水箇所数:1箇所
▪️ 調査日数:2日間
▪️ 調査方法:トレーサーガス調査+音聴調査
▪️ 漏水状況:コンクリート駐車場下の微量漏水
🔷 ご相談内容
▪️ 水道検針時にメーター常時回転を指摘された
▪️ 水道料金が急増している
▪️ コンクリート下のため漏水箇所が分からない
🔷 主要設備
▪️ 屋内設備
・浴室(サーモスタット式シャワー水栓)1箇所
・トイレ(ロータンク式)1箇所
・洗面化粧台1箇所
・台所1箇所
・洗濯機水栓1箇所
▪️ 給湯設備
・給湯器1基
▪️ 屋外設備
・外水栓柱1箇所
🔷 現場条件
▪️ コンクリート駐車場(厚さ約20cm)
▪️ 在来浴室(防水モルタル仕上げ)
▪️ 粘性土(保水性が高く地表へ漏れが現れにくい)
🔷 現場条件の補足
建物前面は駐車場としてコンクリートで全面被覆され、その下を給水管が通る構造でした。配管は築30年以上経過したVP管で、地盤は粘性土のため水はけが悪く、漏水しても地表に現れにくい条件が重なっていました。このため、闇雲に掘削を行うことは難しく、まずは音聴調査で傾向を把握したうえで、トレーサーガス調査を段階的に併用し、破壊範囲を最小限に抑えながら漏水箇所を特定しました。
🟦 調査前の確認工程
調査前に、宅内外の設備機器を一つずつ確認しました。
築年数が経過した住宅では、トイレやシャワー水栓など器具側の止水不良が原因でポンプやメーターが動き続けることがあるためです。
1️⃣ トイレ(ロータンク式)では、ボールタップ・フロートバルブの動作を確認。
2️⃣ 浴室(サーモスタット式シャワー水栓)では、カラン・シャワーからのポタ漏れがないかを確認。
3️⃣ 屋外では、給湯器や外水栓柱の接続部の滲みを点検。
いずれも異常は見られず、配管の漏水が疑われる状況と判断しました。
🟦 調査方法の流れ
1️⃣ 音聴調査(一次確認)
宅内外の露出配管に音聴棒を当て、漏水音を確認。しかし、音が伝わらず明確な手がかりが得られませんでした。
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2️⃣ トレーサーガス調査(範囲の絞り込み)
給水管にトレーサーガスを注入し、路面上の反応を測定。
厚いコンクリートの影響でガス反応は弱く、特定に至らず。
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3️⃣ ハイブリッド手法(トレーサーガス+路面音聴調査)
ガス圧を上げて再注入し、路面音聴器で漏れ出すガス音を検音。
コンクリート下の一点で明確なガス音を確認し、その直下を斫り掘削した結果、給水管エルボ継手の亀裂を特定しました。
🟦 修理内容
▪️ 破損したエルボ継手と周囲配管をHIVP管に交換。
▪️ 粘性土を川砂に置換して埋め戻し。
▪️ コンクリート面を現状復旧。
▪️ 修理後、耐圧試験で漏水の完全解消を確認。
▪️ 通水試験およびメーター動作を再確認し、水圧・流量ともに正常値へ復旧しました。
🟦 調査の結果と考察
今回の漏水は、経年劣化による継手亀裂が原因でした。コンクリート下かつ粘性土のため、地表にも水が出ず、音も出ない典型的な“無音漏水”でした。調査は難航しましたが、ハイブリッド手法により、音や地表反応が乏しい環境でも漏水箇所を特定することができました。
🟦 現場評価
▪️ 総合コスト傾向:★★★★☆
・コンクリート駐車場下で発生した漏水調査および修理を実施した。
・トレーサーガス調査と音聴調査を組み合わせながら漏水箇所を特定した。
・コンクリートの斫り、掘削、配管修理、コンクリート復旧まで含めると、一般的な土中漏水修理と比較して工事規模はやや大きかった。
▪️ 調査難易度:★★★★☆
・厚さ約20cmのコンクリート駐車場および粘性土という条件により、漏水が地表に現れない環境だった。
・トレーサーガス調査単独では反応が弱く、音聴調査単独でも有効な反応が得られなかった。
・トレーサーガス調査と路面音聴調査を組み合わせたハイブリッド調査により漏水箇所を特定した。
▪️ 修理難易度:★★★☆☆
・漏水箇所は給水管エルボ継手の亀裂だった。
・破損した継手および周辺配管を更新し、HIVP管で復旧した。
・修理内容自体は標準的な埋設給水管修理の範囲だった。
▪️ 使用管材費:★★★☆☆
・HIVP管および専用継手を使用して修理を実施した。
・漏水箇所は1箇所だったため、部材使用量は標準的な範囲だった。
・ただし周辺配管を含めて更新しており、継手単体交換よりは部材使用量が多かった。
▪️ 復旧難易度:★★★★☆
・コンクリート駐車場の斫り作業および復旧作業を実施した。
・掘削後は埋戻し、転圧、コンクリート復旧まで行った。
・漏水修理そのものよりも、コンクリート構造物の復旧作業の比重が大きい現場だった。
🟦 地表に現れない漏水の理由
今回の現場のように、コンクリート路面と粘性土が重なる条件では、漏水しても地表に水が上がらず、外観から判断することができません。また、下記の条件が重なり、音聴調査や目視確認のみでは判断できない現場でした。
地表に漏水の兆候が現れにくかった主な要因は、以下のとおりです。
▪️ 管の下部で漏れると、漏水水が地表に上がりにくい。
▪️ 粘性土は水を通さないため、水が地中で滞留する。
▪️ コンクリート路面は水を閉じ込める構造となる。
🟦 総 評
本事例は、コンクリート駐車場下で発生した地表に現れない微量漏水を、音聴調査とトレーサーガス調査を組み合わせて特定・修理した事例です。
調査対象となったのは、千葉県成田市の戸建住宅で、「駐車場コンクリート下」「粘性土地盤」「築30年以上」という条件が重なった難易度の高い現場でした。厚さ約20cmのコンクリートと保水性の高い地盤の影響により、漏水は地表に現れず、一般的な音聴調査だけでは十分な手がかりを得ることが困難な状況でした。そこで、音聴調査による絞り込みとトレーサーガス調査を段階的に併用することで、破壊範囲を最小限に抑えながら、給水管エルボ継手の微細漏水を特定しました。
修理後は水圧の安定と水道メーターの異常回転停止を確認し、漏水の解消を確認しています。なお、修理箇所周辺の経年管についても今後の劣化進行が予想されるため、定期的な圧力確認や、水道メーターの回転状況を確認することをおすすめします。
🟪 ご案内
今回の事例は、地盤条件や構造の制約が重なり、音や水の反応が出にくい典型的な“無音漏水”でした。コンクリート駐車場下や粘性土など、一般的な調査では判断が難しい環境でも、当社では音聴調査とトレーサーガス調査を組み合わせたハイブリッド手法で、掘削範囲を最小限に抑えながら確実な特定を行っています。
当社は、成田市をはじめ、印西市・白井市・佐倉市・富里市・八街市・四街道市・酒々井町・栄町の印旛地域を中心に、千葉市若葉区・山武市・芝山町・多古町・東金市などの周辺地域を含む千葉県および茨城県の全域で漏水調査・修理に対応しております。
「水道料金が急に上がった」「駐車場下が乾いたままなのにメーターが回っている」「漏水している可能性が高いのに場所が分からない」などのお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。当社では、見えない漏水の確実な特定と、再発を防ぐ修理対応を大切にしています。
🟪 写真掲載について
本記事は、お客様のプライバシー保護および現場特定の防止を目的として、施工中・修理後の写真を一部または非掲載としています。掲載している場合は、周囲が特定できない範囲に限定しています。周囲の建物や車両、門扉などから住所や個人が特定されるおそれがある場合は、写真を公開せず、文章による説明のみを掲載しています。
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竣工日
2025年10月
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場所
千葉県成田市
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施工内容
① 漏水調査工 ②漏水修理工 ③現状復旧工(コンクリート打設)
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構造
木造2階建て住宅
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完工時築年数
30年
お客様の声
今回の現場では、コンクリート駐車場の下で起きた“音のしない漏水”という非常に難しい状況でしたが、トレーサーガスと音聴調査を併用することで、原因箇所を正確に特定し修理を行いました。
お客様からは、次のようなお声をいただいております。
「どこを見ても濡れておらず、まさか駐車場の下で漏れているとは思いませんでした。
他の業者には“コンクリート下は無理”と言われていたので、見つけてもらえて本当に助かりました。
丁寧な説明で、工事後も安心して使えています。」
コンクリートや粘性土が重なる現場では、漏水音も反応も出にくく、判断が難しいことがあります。
当社では、非破壊で行うトレーサーガス調査と音聴調査を組み合わせることで、こうした“地表に現れない漏水”にも対応しています。

