千葉県四街道市/【井戸ポンプの交換工事】テラル・水中ポンプ・25TWS-5.6S-11
◆工事名
井戸ポンプ交換工事
◆工事経緯
無料の定期点検にて井戸ポンプの劣化と周辺部品の不具合が判明し、壊れて使えなくなる前の交換をお勧め致しました。
その結果、交換の依頼を頂き、着工となりました。
◆現場状況
①井戸ポンプの絶縁抵抗値が10MΩを下回っていたため、今後の使用において家屋のブレーカーが落ちたり、ポンプの保護機能が作動してポンプが動かなくなることを推測できる状況でした。
②制御基板の周辺部品の劣化や不具合があり、交換修理費用が高額になることが判明。
③高額な修理費用を費やすより、水中ポンプを交換する方に費やした方が良い状況でした。
◆工事内容
①既設の井戸ポンプを全て撤去し(水中ポンプ、揚水管、地上ポンプ部)、全てを新調。
②井戸水を連続して揚水する試運転を行い、「水切れがない事」と「井戸内の砂と汚れが取り除かれた事」を確認し、本接続を実施。
③揚水試験での吐水量は、毎分約60リットル。
◆工事の結果
①井戸ポンプが新調されたことで、交換前の不具合が全て解消されました。
②吐水量と吐水圧が増した。
③地下水質が良いため、揚水管や水中ポンプに付着するスケールがとても少なく、奇麗な状況でした。
④連続で行った揚水試験において、湧水量が豊富で水切れが無く、井戸水独特の臭いが無く、砂などの異物混入が無い、良い井戸でした。
◆工事を行った利点
①ポンプの値上がり前の工事となり、費用を抑えられた。
②水中ポンプを吊り下げるロープが劣化し、切れ落ちる前に交換することができ、井戸が使い物にならずに済んだ。
◆補足
①使用年数が15年超であったり、地下水の水質などが原因で、水中ポンプを吊り下げているロープが切れ落ち、井戸パイプ内面と水中ポンプとの僅かな隙間に挟まり、井戸ポンプを引き上げることが出来なくなることが稀にあります。
その結果、井戸が使えなくなるため、井戸を新たに掘り直すことが必要となります。
②水中ポンプを吊り下げるロープは、使用年数と地下水質が相まってカチカチに固くなり、ポンプの自重や起動時の振動により切れ落ちることがあります。
③井戸ポンプは、使用年数が15年を超えるとロープ切れのリスクが高まるため、12年から15年毎に交換することをお勧め致します。
◆既設ポンプ
・メーカー:テラル
・型式:25TWS-5.6S-11
・出力:600W
・電源:単相100V
・使用年数:約12年
◆新設ポンプ
・メーカー:テラル
・型式:25TWS-5.6S-11
・出力:600W
・電源:単相100V
◆工事場所
・千葉県四街道市
-
竣工日
2025年2月
-
場所
千葉県四街道市
-
施工内容
井戸ポンプの交換工事