千葉県印旛郡酒々井町／【漏水調査・修理】と【配管経路調査】‐トレーサーガス調査‐

現場調査

１台の井戸ポンプを３軒と農地で共同利用。共同利用ではあるが、３軒個別の止水栓がないため、１軒毎に漏水の有無を確認できない状況でした。先ず、個別の止水栓を設け、どの家屋で水漏れがあるかを判別することになりました。

既設配管接続状況の確認

・調査内容
広範囲な現場ではあるが１軒毎に止水栓が設けられていないため、１軒毎に漏水の有無確認が出来ず。
今後の修繕時の断水を考慮し、個別に止水栓を設置。

個別の止水栓と配管接続工事状況

・工事内容
３軒毎に独立した配管となる様に接続をし直すと共に、止水栓を設けて個別による断水と漏水調査を可能にする。

個別の止水栓と配管接続工事・完了

３軒毎に独立した配管と止水栓を設けたことで、個別による断水作業が可能となる。
また、１軒毎に漏水の有無確認が可能となる。

配管経路の調査

・調査内容
個別止水栓の開閉調査にて、ループ配管が判明。
当配管を撤去し、単独の経路となる様に配管を手直す。

漏水調査と修理

・漏水箇所　
外水栓柱用のコンクリート水受板の下に埋設されていた給水配管の継手部から水漏れ。
漏水量が超極少量でありましたが、トレーサーガス工法にて特定。

・原因
経年劣化により継手部に亀裂が生じたため。

・修理内容
コンクリートのハツリおよび地山掘削後、施主希望によりHIVP管にて復旧。その後、水栓柱の撤去、地山埋め戻しにて完了。