千葉県富里市|漏水調査(寺院)|総延長350m超の広域給水管で発生した2箇所の微細漏水|トレーサーガス調査で特定&修理

🟩 千葉県富里市|漏水調査|寺院|総延長350m超の埋設給水管で発生した2箇所の微細漏水を特定・修理した事例【トレーサーガス調査】

本事例は、寺院敷地内に広く敷設された給水設備で発生した微細漏水への対応事例です。複数の建物や屋外設備へ分岐する配管網を対象に、現場条件を確認しながら漏水箇所の特定と修理を実施しました。

■ 建物:寺院(本堂・母屋・屋外トイレ・墓地)
■ 症状:水道メーターのパイロットが常時回転
■ 調査:トレーサーガス調査+音聴調査
■ 規模:総延長350m超・塩ビ管 VPΦ20mm・寺院敷地
■ 地盤:水はけの良い砂質地盤・地表面に水跡なし
■ 配管:経路不明・図面なし
■ 漏水数:2箇所
■ 難易度:★★★★☆

■ 結果:
トレーサーガス調査により、墓地内水栓柱系統および母屋台所系統の漏水を特定。いずれも継手部の経年劣化による線状亀裂が原因で、HIVP管および専用継手により修理を実施。修理後は水道メーターのパイロット回転が停止し、漏水の解消を確認。調査完了。

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📌 ここまでが今回の調査結果の要約です。
本記事は「調査結果の概要」と「詳細な調査記録」の2部構成となっており、以下より調査内容を詳しくご紹介します。

🟩 第1部|調査結果の概要
当施工事例は、千葉県富里市の寺院敷地内に敷設された埋設給水管で発生した漏水を、トレーサーガス調査により特定・修理した事例です。

本現場は、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱へ給水する広い敷地の給水設備で構成されており、水道メーター口径は20mm、埋設給水管は主にVP20、総延長は350mを超えていました。水道メーターのパイロットが常時回転していたことから水漏れが疑われましたが、漏水量は1分間あたり約100mL程度と極めて少なく、地表に明確な水たまりや濡れ跡は確認できませんでした。また、漏水量が極めて少なく地表に異常が現れていなかったことに加え、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱へ給水する広範囲な配管網で構成されていたため、漏水箇所の特定は容易ではありませんでした。

漏水調査を行った結果、墓地内水栓柱系統および母屋台所系統で発生していた2箇所の漏水を特定しました。いずれも給水管継手の経年劣化による線状亀裂が原因であり、修理後は水道メーターのパイロット回転が停止し、漏水の解消を確認しています。

🟦 1.要点
▪️ 調査手法:トレーサーガス調査+音聴調査
▪️ 発見内容:埋設給水管継手部の線状亀裂による微細漏水
▪️ 漏水箇所数:埋設給水管2箇所
▪️ その他の不具合:本堂内ロータンクトイレの止水不良(ボールタップ・フロートバルブ)
▪️ 漏水箇所
① 墓地内水栓柱系統のエルボ継手部
② 母屋台所系統のチーズ継手部
▪️ 調査期間:調査・埋設給水管修理1日/ロータンク内部部品修理は別日約1時間
▪️ 現場条件:寺院敷地・総延長350m超・水道メーター20mm・VP20給水管・コンクリート、アスファルト舗装、土が混在
▪️ 難易度:★★★★☆

🟦 2.調査の手法と手順
🔷 初動調査
▪️ 本堂内ロータンクトイレのボールタップおよびフロートバルブの止水不良を確認。
▪️ トイレの止水栓を閉止して確認を行ったが、水道メーターのパイロット回転は停止せず。
▪️ 埋設給水管からの漏水が疑われたため、トレーサーガス調査を実施。

🔷 ドレン作業
▪️ トレーサーガス調査に先立ち、水道管内の残水を排出。
▪️ 主管から枝管、屋外トイレ、本堂、母屋の順にドレン作業を実施。

🔷 漏水箇所の特定
◼️ 1箇所目:墓地内水栓柱系統
▪️ 墓地内水栓柱系統においてガス反応を確認。
▪️ エルボ継手部からの漏水を特定。
▪️ HIVP管および専用継手を使用して修理を実施。

◼️ 2箇所目:母屋台所系統の漏水
▪️ 1箇所目の修理完了後、トレーサーガスを再充填して調査を継続。
▪️ 母屋台所系統においてガス反応を確認。
▪️ チーズ継手部からの漏水を特定。
▪️ HIVP管および専用継手を使用して修理を実施。

🔷 修理完了確認
▪️ 通水後、水道メーターのパイロット回転が停止したことを確認。
▪️ 本堂内ロータンクトイレについては、後日部品交換修理を実施。

🟦 3.調査結果のポイント
本現場は、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱へ給水する総延長350m超の埋設給水管で発生した漏水事例であり、トレーサーガス調査を実施するうえで課題となったのは、水道管内に残る残水への対応でした。

トレーサーガス調査では、水道管内に残水が多く残った状態ではガスが十分に充満しにくくなり、漏水箇所の検知精度が低下する可能性があります。そのため、本現場では主管から枝管、屋外トイレ、本堂、母屋の順にドレン作業を実施しました。

また、空気圧力は0.20MPaから開始し、0.25MPa、0.30MPaへ段階的に上昇させながら排水を行いました。さらに、残水がほぼ排出されたことを確認した後、仕上げとして0.4MPaまで加圧し、水道管内に残った水を可能な限り排出しました。

その結果、トレーサーガスのみが排出される状態を確認したうえで調査を実施し、墓地内水栓柱系統のエルボ継手部および母屋台所系統のチーズ継手部で発生していた2箇所の漏水を特定しました。また、十分なドレン作業を行ったことで修理時の残水流出もなく、修理作業および断水時間の短縮にもつながりました。

🟦 4.現場評価(簡易版)
▪️ 総合コスト傾向:★★★★☆
▪️ 調査難易度:★★★★☆
▪️ 修理難易度:★★★☆☆
▪️ 使用管材費:★★☆☆☆
▪️ 復旧難易度:★★☆☆☆

🟦 5.現場評価の詳細
🔷 現場の特徴
寺院敷地内に本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱があり、総延長350mを超える埋設給水管が敷設されていた現場です。水道メーター口径は20mm、埋設給水管は主にVP20で構成されており、口径自体は一般的な規模でしたが、配管距離が長く、複数の建物や屋外設備へ給水していたことが特徴でした。

また、漏水量は1分間あたり約100mL程度と極少量であり、地表に分かりやすい異常が現れていませんでした。敷地内はコンクリート、アスファルト舗装、土が混在していましたが、漏水箇所はいずれも土部分で確認できたため、既設の舗装や構造物を大きく破壊することなく修理を行うことができました。

🔷 評価の理由
本現場は、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱へ給水する総延長350m超の埋設給水管で発生した漏水事例です。配管距離が長く、複数の建物や設備へ給水していたため、トレーサーガス調査を行うためのドレン作業や調査範囲の確認に時間を要しました。また、埋設給水管2箇所の漏水に加え、本堂内ロータンクトイレの止水不良も確認されており、複数の不具合が同時に発生していました。

一方で、漏水箇所はいずれも土部分で発見できたため、コンクリートやアスファルト舗装の撤去・復旧は必要なく、調査規模に対して修理および復旧の負担は比較的抑えられた現場でした。

📌 ここまでが今回の調査結果の概要です。
現場概要や設備情報、担当者コメントなどの詳細情報は以下をご覧ください。

🟩 第2部|詳細な調査記録
🟦 ご依頼の背景
寺院敷地内の給水設備において、水道料金が増加していたことから、水道検針員より漏水の可能性を指摘されました。その後、水道メーターを確認したところ、水を使用していない状態でもパイロットが回転し続けていることが判明しました。

施主様は敷地内のどこかで水漏れが発生しているものと考え、本堂・母屋・屋外トイレのトイレや手洗い設備、水栓類について、水が流れ続けていないか、蛇口から水が滴下していないかを確認しました。また、建物周辺や外水栓付近についても、地表に濡れ跡や水たまりなどの異常がないかを確認しました。しかし、水漏れの原因となる箇所は発見できませんでした。

本現場は、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地内水栓柱へ給水する寺院敷地であり、水道管の総延長は350mを超えていました。また、複数の建物や屋外設備へ給水する配管網で構成されていたため、目視や部分的な掘削のみで原因箇所を発見することは容易ではありませんでした。そのため、埋設給水管からの漏水も視野に入れ、原因箇所を特定するための漏水調査をご依頼いただきました。

🟦 現場概要
🔷 基本情報
◾ 千葉県富里市|寺院(本堂・母屋・屋外トイレ・墓地)|水道水
◾ 水道メーター口径:20mm
◾ 埋設給水管:VP20
◾ 漏水量:1分間あたり約100mL程度(極少量漏水・地表反応なし)
◾ 漏水数:埋設給水管2箇所
◾ その他の不具合:本堂内ロータンクトイレの内部部品止水不良
◾ 漏水箇所:
① 墓地内水栓柱系統のエルボ継手部
② 母屋台所系統のチーズ継手部
◾ 調査日数:調査・埋設給水管修理1日/ロータンク内部部品修理は別日約1時間

🔷 現場状況
◾ 敷地:本堂・母屋・屋外トイレ・墓地を含む広い寺院敷地
◾ 配管:総延長350m超/VP20給水管/複数建物・屋外設備へ分岐
◾ 水源:水道水
◾ 路面:コンクリート・アスファルト舗装・土が混在
◾ 特徴:配管距離が長く、極少量漏水のため地表に明確な異常が現れにくい現場

🔷 建物と設備状況
◾ 建物構成
▪️ 本堂
▪️ 母屋
▪️ 屋外トイレ
▪️ 墓地

◾ 設備構成
▪️ 本堂(トイレ・手洗い設備など)
▪️ 母屋(台所・浴室・洗面化粧台・トイレ・洗濯機水栓など)
▪️ 屋外トイレ(男子・女子・多目的)
▪️ 墓地内水栓柱
▪️ 屋外設備(外水栓など)

◾ 漏水系統
▪️ 墓地内水栓柱系統
▪️ 母屋台所系統
▪️ 本堂内ロータンクトイレの内部部品止水不良

🟦 初動調査と漏水系統の絞り込み
現地到着後、まず水道メーターの動作状況を確認したところ、水を使用していない状態でもパイロットが微回転していることが確認されました。回転は極めて微小ではあるものの継続しており、系統内での漏水が発生している状態と判断されました。

続いて、敷地内の埋設給水管の想定ルートに沿って地表状況の確認を実施しました。墓地・本堂・母屋・屋外トイレ周辺において、濡れ跡・ぬかるみ・沈下・異常な湿潤状態の有無を確認しましたが、いずれの箇所にも明確な異常は確認されませんでした。

並行して、屋外側の露出配管および水栓本体・止水栓本体に対して音聴棒調査を実施し、配管内部からの漏水音の有無を確認しました。さらに屋内側においても同様に、本堂・母屋・離れの水栓設備および露出配管部に対して音聴調査を実施しましたが、いずれも明確な漏水音は確認されませんでした。

この調査過程において、本堂内ロータンクトイレにおいてボールタップおよびフロートバルブの止水不良が確認されましたが、これは埋設配管の調査後に部品交換修理を実施する判断としています。

以上の初動調査結果から、屋内設備および露出配管からの漏水可能性は低く、広域に敷設された埋設給水管内部での微細漏水が強く疑われる状態となりました。

🟦 トレーサーガス調査に向けたドレン作業
本現場は水道メーターから本堂・母屋・墓地へと連続する主管ラインを基幹とし、本堂ー母屋間および母屋ー墓地間の途中から屋外トイレや敷地内外水栓柱へ枝管が分岐する広域配管構成となっていました。配管総延長が約350mと長く、さらに枝管が複数存在するため、配管内に残水が滞留しやすく、トレーサーガスの移動および浮上挙動に影響を与える条件でした。

そのため、主管ライン(メーター→本堂→母屋→墓地)を基軸として順にドレン作業を実施し、同時に各分岐枝管(屋外トイレ・外水栓柱・墓地内外水栓柱)についても個別に排水処理を行いました。さらに、排水効率を確保するため圧力を段階的に調整し、最終的に0.4MPaまで加圧することで、配管内に残留する微細な滞留水まで除去しています。

この処理により、主管および枝管を含む全系統においてトレーサーガスが阻害なく移動できる状態となり、漏水箇所からのガス浮上が成立する条件を確保しました。

🟦 トレーサーガス調査の実施
ドレン作業により主管および枝管を含む配管内の残水を排出し、トレーサーガスが移動可能な状態を確保した後、トレーサーガス調査を実施しました。

本現場は水道メーターから本堂・母屋・墓地へと続く主管ラインを基軸とし、途中から屋外トイレおよび敷地内外水栓柱、さらに墓地内外水栓柱へ枝管が分岐する広域構成となっているため、系統ごとにガス挙動を確認しながら調査を進めています。加圧は段階的に行い、配管内の圧力変動を確認しながらガスの浸透状況を把握しました。その結果、特定の2系統において局所的なガス反応が確認されました。

1箇所目は墓地内水栓柱へ接続される枝管系統であり、エルボ継手部付近において反応が集中しました。掘削確認の結果、当該箇所では経年劣化により継手部に線状亀裂が発生しており、そこから微細な漏水が生じている状態でした。

2箇所目は母屋台所系統であり、主管から分岐するチーズ継手部周辺にガス反応が確認されました。同様に掘削確認を行った結果、継手部の経年劣化による線状亀裂から漏水していることを確認しています。

いずれの漏水箇所も漏水量は極めて少量であり、単独では地表に明確な異常を形成しないレベルでしたが、トレーサーガス調査により系統単位での挙動差を捉えることで特定に至りました。

🟦 漏水箇所の修理および復旧
特定された2箇所の漏水については、いずれも経年劣化による継手部の線状亀裂が原因であったため、該当部分の配管を切断し、耐衝撃性HIVP管および専用継手を用いて更新修理を実施しました。

1箇所目の墓地内水栓柱系統については、エルボ継手部の破損箇所を撤去し、新規配管へ置換する形で修理を行い、接合部の再施工を実施しています。

2箇所目の母屋台所系統についても同様に、チーズ継手部の劣化部分を撤去し、HIVP材による再構築を行うことで漏水経路を遮断しました。

修理後は主管ラインおよび各枝管系統に対して通水確認を実施し、水道メーターのパイロット回転が停止していることを確認しました。これにより、埋設給水管における漏水は解消された状態となっています。

🟦 本堂ロータンクトイレの止水不良対応(別日修理)
初動調査において確認されていた本堂内ロータンクトイレの止水不良については、埋設配管の漏水調査および修理完了後、別日にて部品交換修理を実施しました。

点検の結果、ボールタップおよびフロートバルブの劣化により正常な止水ができない状態となっており、タンク内への給水が継続することで微量な水漏れが発生していました。

当該部品を新品へ交換し、作動確認および止水動作の確認を実施した結果、タンク内での過剰給水および漏水は解消されています。

🟦 調査および修理の総括
本現場は、寺院敷地内の広域給水設備において発生した微細漏水事案であり、水道メーターの微回転を起点として調査を実施しました。

配管総延長約350mの広域系統に加え、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地へと分岐する複雑な配管構成であったことから、初動では露出配管および屋内設備の音聴調査を実施し、その後トレーサーガス調査へ移行しています。ドレン作業によって配管内の残水を適切に排出したことで、トレーサーガスが正常に浮上する条件が確保され、墓地系統および母屋台所系統において2箇所の漏水を特定することができました。

いずれも経年劣化による継手部の線状亀裂が原因であり、HIVP管および専用継手による更新修理を実施した結果、水道メーターの回転は停止し、漏水は解消されています。また、別途確認された本堂内ロータンクトイレの止水不良についても部品交換により正常動作を回復しており、敷地内全体の給水系統は安定した状態となっています。

🟦 現場評価
▪️ 総合コスト傾向:★★★★☆
・寺院敷地内の広域給水系統(本堂・母屋・墓地)における漏水調査および修理を実施した。
・配管総延長が約350mと長く、複数系統に分岐する構造であったため調査規模は大きかった。
・本堂内ロータンクトイレの止水不良対応と漏水調査・修理が同時進行した複合案件である。

▪️ 調査難易度:★★★★☆
・地表への漏出がない極微量漏水であり、目視による異常確認は困難な状態であった。
・配管経路が複雑かつ一部不明であり、初動では音聴調査による特定に至らなかった。
・トレーサーガス調査により、墓地系統および母屋台所系統の2箇所で漏水を特定した。

▪️ 修理難易度:★★★☆☆
・漏水箇所はいずれも埋設給水管の継手部(エルボ・チーズ)であった。
・漏水区間を含めてHIVP管および専用継手により更新を実施した。
・修理自体は標準的な配管更新工事の範囲である。

▪️ 使用管材費:★★★☆☆
・HIVP管および専用継手を使用して修理を実施した。
・漏水箇所は2箇所であるが、複数系統の配管確認を伴うため部材使用量は標準的範囲となった。

▪️ 復旧難易度:★★★☆☆
・掘削後の埋戻しおよび整地を実施した。
・舗装復旧は限定的であり、主に土部の復旧作業で完結している。
・広域敷地であるが復旧範囲は局所的である。

🟦 担当者コメント
今回の事例は、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地へ給水する広域配管で発生した地中漏水の調査事例です。

漏水量は毎分約100mL程度と少なく、水道メーターのパイロットは回転しているものの、地表面には濡れ跡や水たまりなどの異常が現れていませんでした。また、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地へと給水する配管総延長は約350mに及び、複数の枝管も存在していたため、一般的な戸建住宅と比較して調査範囲が広い現場でした。

今回の調査では、トレーサーガス調査に先立ち、主管および各枝管に対してドレン作業を実施し、配管内の残水を可能な限り排出しました。その結果、1回目の調査で墓地内水栓柱系統および母屋台所系統の2箇所の漏水を特定することができました。広域配管の漏水調査では、調査機器だけではなく、事前準備や調査条件の整備も重要になります。今回の漏水調査でも、その重要性を改めて実感する結果となりました。

🟦 さいごに
今回の事例では、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地へ給水する総延長約350mの埋設給水管で発生した地中漏水を調査し、墓地内水栓柱系統および母屋台所系統で発生していた2箇所の漏水を特定・修理しました。

漏水量はいずれも少量であり、地表面にも異常が現れていませんでした。また、広大な寺院敷地内に複数の建物や設備が点在していたため、漏水箇所の特定は容易ではありませんでした。さらに本現場では、トレーサーガス調査前のドレン作業を徹底することで調査条件を整え、漏水箇所の特定だけでなく、その後の修理作業も円滑に進めることができました。

水道料金が増加している、水を使用していないのに水道メーターのパイロットが回り続けている、どこで漏れているか分からない水漏れが発生しているなどの場合は、埋設給水管で漏水が発生している可能性があります。弊社では、トレーサーガス調査や音聴調査などの専門機器を使用し、漏水箇所の発見・特定を行っています。埋設給水管の漏水や地中漏水でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

🟪 ご案内
今回のように、水道メーターのパイロットが回り続けているにもかかわらず、地表に濡れ跡や水たまりが現れない地中漏水は少なくありません。特に、本堂・母屋・屋外トイレ・墓地などへ給水する広域配管では、漏水量が少ない場合でも長期間にわたり水道料金だけが増加し、目視では異常を発見できないことがあります。

また、埋設給水管の漏水調査では、漏水箇所そのものだけでなく、配管の総延長や分岐状況も調査結果に大きく影響します。本現場のように総延長が350mを超える場合は、トレーサーガス調査前のドレン作業が調査精度を左右する重要な工程となります。

どこで漏れているか分からない水漏れや、水道料金の増加、水道メーターのパイロットが回り続ける症状が見られる場合は、早めの漏水調査が大切です。初期段階で原因を発見・特定できれば、修繕範囲や費用負担を抑えられる可能性があります。当社では、トレーサーガス調査や音聴調査などの専門機器を使用し、どこで漏れているか分からない水漏れの原因調査から、漏水箇所の発見・特定まで対応しています。

対応エリアは、富里市をはじめ、成田市・印西市・白井市・佐倉市・八街市・四街道市・酒々井町・栄町などの印旛地域を中心に、千葉市若葉区・山武市・芝山町・多古町などの周辺地域を含む、千葉県全域および茨城県全域です。

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  • 竣工日

    2026年6月

  • 場所

    千葉県富里市|TGM26S007

  • 施工内容

    漏水調査および修理

  • 構造

    木造

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